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ATELIER HAYATO NAKAZAWA

羽根木公園スケッチ会に向けて

更新日:2020年9月14日

今月24日(月曜・祝日)に小田急線「梅ヶ丘駅」の羽根木公園にてスケッチ会を開催いたします。


先日スタッフとともに羽根木公園に下見に行ったのですが、そこには600本を超える梅の樹が所狭しと植えられていました。まだ肌寒い季節ですが、ちょうど梅の季節ということもあり、本年初のスケッチ会を開催します。


今年は『HIKE&SKETCH』と題して色々な場所でスケッチや絵を描くイベントを行いたいと思っています。その第一弾が身近な羽根木公園での開催となります。


よくスケッチをする意義はなにか?と問われることがあるのですが、それはまずスケッチをしないことには人間は中々良い形を自分の中から描き出すことができないという所にあります。

例えば右利きの人であれば、右手首のスナップに沿ったカーブが線を引いたり形を捉えるときの癖として必ず出てしまいます。その癖をなくして自然物らしい、まさに「自然な形」を捉えるためには丹念に自然の風景や自然のものを描き続けるしかありません。


私自身作品制作の際には抽象的と言われるような、いわゆる具体的な形のないものを作品としていますが、かならずどこかに出かける際はスケッチを行います。決して自然の風景を描かないからスケッチをしなくて良いというわけではないのです。

またスケッチをすることの意義はもう一つあり、気持ちをリラックスさせてくれるということです。自然の形を丹念に追っていると、こんなにも枝一つとってみても複雑な色や形など、様々な要素が詰まっているのかと驚きます。それほどに私たちはじっくりとものを見る機会が少なくなっているのではないかと思います。


そのような機会を今一度思い出すきっかけとして、是非興味がある方はお気軽にいらしてみてください。初心者のかた、初めて絵を描く方、どのような方でも参加可能です。

当日は講師とスタッフが常に園内を回り、皆さんのスケッチ指導を行っていきます。初めての方には随時レクチャーなども交えて作品が仕上がるようにいたしますので、どうぞ楽しんでいただければと思います。


時間は午前10時30分から午後14時30分までです。会員でない方でもご参加いただけますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

なお当日描いた梅のスケッチをもとに日本画作品制作などもいかがでしょう?そちらも是非ご検討ください。





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