バスルームのショールームで仕事の同僚が絵を展示しており、それを先日見に行ってきました。
ここにはやたら高級な家具やお風呂がたくさんあって、おそらく年収4桁以下の人は完全に眼中にないって感じのショールームでした。
そしてお店の人に聞いたら、ショールームの中で売っている一番安いお風呂の値段がなんと400万円なんだそうです。車が買えちゃいますね。 税込ですか?とか聞いてる自分がアホみたいでした(笑)
普段絵を鑑賞するときは美術館やギャラリーなどの壁が白くて絵以外のものがないスペースが一般的ですが、ここは生活の中でかつお風呂に絵を設置するという新たな試みに取り組んでいます。見ていて思ったのは、欧米に比べただでさえ絵を飾る文化の少ない日本なのに、さらにそこにきてお風呂に絵を飾るって、どんだけターゲット層絞った戦略なんだろう?ということでした。日本の上位数%のお金持ちの中の、さらにお風呂で絵を見たいと思う人って、全人口で一体どれくらいなんでしょう?とにかくスーパーニッチでスーパーリッチを相手にした産業なんだと感心しました(笑)でもこういうのは大好きです。
ちなみにこちらの作品は特殊な加工がしてあって、お風呂に飾っても大丈夫なようになっているものなのだそうです。原画をもとにしてデータ化したものを特殊印刷で絵にしたとのことでした。湿気にも全然耐えられるとのこと。
今回のショールームを見て思ったのは、明らかにお風呂に置くならテレビよりも絵の方が断然落ち着くということでした。変なバラエティを見てるよりも高尚な絵を眺めながらお風呂に浸かるとか本当贅沢です。試しにバスタブに入ってみたら景色としては最高でした。
ちなみにテレビ的な映像が映っているお風呂もありましたが、そこはやはり年収4桁(もしくは5桁)パーソン向けのお風呂、映っていたのは暖炉の揺らいだ炎がヒーリング音楽と共にエンドレスで流れる映像でした(笑)
右側のお風呂の壁面で炎が揺らいでいました。
こちらはサウナ付きの檜仕様のお風呂だそうです。家にサウナとかもう色々訳がわかりませんでした(笑)
さらにその裏にはランニングマシンがありました。お金持ちはこういうのやりながら絵とか見るんですかね…?忙しい外資系金融ビジネスパーソンは効率最優先なので心と体をきっと同時にリフレッシュさせるんでしょう(笑)ランニングマシンで汗を流して、そのまま裏のお風呂に入って、出てきたらあの映画とかに出てくる白いバスローブを着てバカラのグラスでワインを回して…キャァァァァーーーーって感じですね(笑)
そして奥(右側)にいるのが安田悠さんです。
小耳を立てて聞いていたら『今度一緒にお風呂入ろうよ』とか言って女性客を口説いていました…
嘘ですが(笑)
本人はかなりイケてるお兄さんです(笑)
最後に一緒に記念写真を撮りました。
左が安田悠さん、右が私です。
せっかくなんでお風呂に入ってる状態で一緒に写真撮ろうよと言ったら、ゲイカップルっぽいからまじやめようぜって言われました(笑)
この後飲みに行ってシャワーの如く夜までお酒を飲み続けました。
そんな素敵な安田悠さんの展覧会、2月19日(日)まで水道橋、神保町の間のショールームで行われています。なお日曜日以外は予約が必要で基本お風呂をメインに見る感じになるらしいので、日本の金持ち上位数%以下のお風呂を買う気が全くない一般ピープルは予約も支払いも全く必要ない日曜日に行くのが特におすすめです!!!
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